| 設置の目的 |
この基準が対象とするヘリコプター着陸施設はドクターヘリ、消防ヘリ、防災ヘリ等が 緊急重篤患者を病院へ搬送することを目的とするものです。
さらに、緊急性に於いては若干の猶予はある病院間の患者転送や臓器移植ヘリの受け入れまでを前提にしています。 |
| 対象となる病院 |
災害拠点病院・大学病院等の比較的多病床を有する病院の中で、救急医療に力を注いで行く方針の病院。
ドクターヘリの拠点病院ではなく、サテライト病院としての機能を目指す病院。 |
航空法上の施設
カテゴリ |
飛行場外離着陸場 ※病院がドクターヘリサテライト病院ではなく、ドクターヘリ拠点病院を目指すのであれば「非公共用ヘリポート」というカテゴリをお勧めします。 |
| 利用目的 |
・「救急患者の受け入れ」
・「重篤患者の病院間転送」
・「臓器移植でのヘリコプター利用」に限定します。 |
| 利用頻度前提 |
年間 3回〜200回の着陸 程度 ※ 年間500回程度の利用を考えるのならば「非公共用ヘリポート」の設置をお勧めします。 |
| 着陸帯大きさ |
使用予想機の投影面の長さおよび幅の 各 1.2倍以上 |
| エプロン |
着陸帯外 全方向に幅1.5m以上のエプロン。このエプロン部にフラッドライト設置。 |
| 落下防止施設 |
安全ネットもしくはキャットウォークはエプロン外周に幅1.5m以上で設置。安全ネットもしくはキャットウォークは最端部で200kg重を支持できること。
キャットウォークは全周、最低85センチの手摺等を設置のこと。 |
| 設計強度計算 |
| 下部構造物の状況 |
着陸面 |
着陸面素材 |
強度安全
係数=(S) |
強度計算式 |
事務棟、
診療棟 |
屋上ジカ降り |
素材によらない |
4.5倍 |
使用航空機の全備重量を(M)とします。これに強度安全係数(S)を乗じた荷重に耐えなければなりません。機種がタイヤ式でもスキッド式でも荷重は〔2.5m離れた任意の2点〕に等しく掛かるとして計算します。(M)×(S)÷2 の荷重が〔2.5m離れた任意の2点〕 にかかることに耐える ことが床材および軸力材の条件になります。なお、この場合、一点の荷重は400平方pに均等に掛かる集中荷重になります。(この計算により、着陸時の衝撃荷重を考慮したものと、なります。)
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嵩上げ(桟橋状)面
への着陸 |
アルミもしくは鋼製 |
2.5倍 |
| PCもしくはRC |
3.25倍 |
複数階
駐車場棟 |
屋根部へジカ降り |
素材によらない |
4.0倍 |
| 嵩上げ(桟橋状) |
アルミもしくは鋼製 |
2.5倍 |
| PCもしくはRC |
3.25倍 |
1階のみ
駐車場 |
屋根部へジカ降り |
素材によらない |
3.25倍 |
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| 着陸面形状 |
・最大勾配 2.0 % (水溜りが生じない措置、スリップ止めの措置が必要)
・風対策の機体用アンカー必要(2基) |
| 標識 |
・ICAO基準 病院ヘリポートマーク (白十字の中心部に赤でH)
・着陸態境界外周を黄色線(幅15センチ 以上)で囲う
・ベース地の色は上空から視認し易い(よく目立つ)もの
・病院名と最大着陸可能重量 を明記 |
進
入
表
面 |
離着陸勾配 |
離陸方向:8分の1 着陸方向:4分の1 |
| 進入区域長 |
500m |
| 2方向進入方向 |
内角90度 以上 離れた 二つの着陸方向を持つこと (理想は180度=直線) |
| 転移表面 |
2分の1(状況によって例外がある。例えば、片側に10分の1勾配が確保できる場合、対側は3分の1以上で可) |
| 夜間照明 |
・飛行場灯台(1基)
・境界灯つき着陸区域照明灯(最低8基)
・進入角指示灯(VASI)(2基)
・風向灯(1セット)
・無人点灯受信装置・・「空から点灯」(1基) |
ストレッチャー
搬送用スロープ |
・傾斜は 最大 1/12
・有効幅 最低 1.8m |
| 嵩上げ高 |
屋上床への直着陸は ビル風の影響もあり危険です。 ビル風対策で 嵩上げを行いますが、嵩上げ高は 嵩上げの方法や 屋上の状態で異なります。 目安としまして 「高さ25m以下のビル屋上の場合・・・・嵩上げ1.5m以上」「高さ60mまでのビル・・・・嵩上げ高3.0m以上」「60mを越えるビル・・・・嵩上げ高4.0m以上」 です。 |
| オイルトラップ |
着陸面での燃料漏れを回収できるように 1000リットルの 回収枡を設置 |
| 消火器 |
能力単位 A-10,B-20,C
放射時間60秒超の移動式粉末消火器(タイヤ式移動、もしくは20m以上のホース)をエプロンの一辺の両端部と対辺のセンターに合計3箇所配置 もしくは 各コーナーへ 計4器 設置 |