Aluminium Inlay Deck

<人工地盤>A.I.デッキの基本パーツは4アイテム。
ジョイントすることによって“強固な一体面”が生まれる。
A.I.デッキは通常、「Aデッキ材」「ジョイントロッド(繋ぎ棒)」「ジョイントピース」の3部材で構成されます。さらに大きな荷重に対応するには、両面凹型の「Bデッキ材」を利用します。
1  Aデッキ材
2  ジョイントロッド
3  ジョイントピース
 Bデッキ材
メインデッキ。厚さ50mm、幅300mm、長さはフリーサイズ。3mデッキで重量は約25kg。 デッキ材の中に通し、デッキを縦方向に繋ぎます。一枚のデッキにロッドが6本入ります。ロッド6本とデッキ1枚の載荷重応力はほぼイコールです。 上下のデッキを密着させます。密着によりデッキの強度は驚異的にアップします。 より強固な面を求めるとき3段、4段とデッキを重ねて利用できます。Aデッキ材は片面が凹ですが、Bデッキ材は両面とも凹です。

STEP 1 縦方向(軸方向) ジョイントロッドで繋ぐ
    デッキ材に6本のジョイントロッドを差し込みます。次にジョイントロッドにデッキ材を足していきます。これを繰り返すことにより、長く均質な板を形成できます。垂直荷重応力は、デッキ材1枚とジョイントロッド6本がほぼ等しくなるように設計されています。
   



STEP 2 横方向(幅方向) A.I.デッキの凸凹部を嵌合
    デッキ材の一点にかかる集中荷重は、隣り合うデッキ材との嵌合により横方向にも伝播します。A.I.デッキは集中荷重を瞬時に縦横に分散させることができるのです。
嵌合のないこれまでのデッキ材は集中荷重をデッキ一枚で受けなければいけませんでしたが、A.I.デッキは隣のデッキが助けてくれるのです。一枚のデッキが嵌合により耐荷重応力は約3倍にもなります。コンクリートやアスファルトが使用できない場所で人工地盤として表層材に利用されます。
   
   
専用ボルトで梁にも簡単に固定
A.I.デッキを梁上に流す場合、梁にボルト用の穴を開ける必要がありません。専用金具、専用ボルトで簡単に固定できます。事前の加工手間がかからないうえに熱膨張も風荷重も解決です。



STEP 3 平面配置 千鳥状結合でより強固に
    面構成におけるデッキ材は、長尺デッキと半尺デッキにわかれます。半尺デッキは端部調整に利用されるだけですが、この半尺デッキを利用することにより、各段の長尺デッキは市松状(千鳥)に配置されます。これにより、より均質で強固な一体面を形成することができます。
   



STEP 4 多重構造 A.I.デッキを“編む”→強固な人工地盤完成
    縦方向はジョイントロッドで、横方向は嵌合により力を分散させる準備が整いました。しかし、そこまででは、まだ床面は一体面にはなっていません。A.I.デッキの最大の特徴は、ここからA.I.デッキ同士を“編む”ことなのです。まず、第1段(下段)を形成したら溝にジョイントピースを装着します。次に第2段(上段)のデッキ材を下段と直角になるようスライドさせます。考え方は合板やコンポジットと同じ。ジョイントピースにより、密着した上下段は驚異的に強固な板材となります。人工地盤としての用途が広がります。
   

    ジョイントピースで上下段を密着!

 
軽量・簡易な人工地盤 <A.I. デッキ>


 
A.I.デッキ 組み立てフロー スペック 実験結果 使用例